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2010年7月11日 (日)

松村先生の「恒星パランを使った占星術講座」と恒星占星術

先週、千駄ヶ谷で開催された松村先生の「恒星パランを使った占星術講座」に参加してきました。「パラン」とは恒星の名前ではなく、恒星がパランの関係にある、とでも表現する方が正しいです。私も最初このタイトルを見て??と首をひねったくらいですから(*゚ー゚*)。

日々動いて惑うことから「惑星」と名付けられた太陽系内の星に対し、不動なことから名づけられたのが「恒星」です。もっとも、100年、1000年単位ではわずかずつ動いていきますが。地上への影響としては、惑星が現実の世界をサバイバルすることに関わるのに対し、恒星はさらに上位の影響を持ち込みます。恒星の影響を持ち込むポイントは4つあり、おおざっぱに言えば東と西の地平線と、地球の北と南の軸をつないだ子午線と黄道が交差した上下のポイントがそれにあたります。この4つのポイントが扉のように外からの影響を持ち込み、またそれぞれのポイントが人生の4つのサイクルに相当します。東=Riseは、20代くらいまでの学習期。南=Upperは50代くらいまでの働き盛りの時期。西=Settingは定年後。北=Lowerは晩年から来世。4つのポイントと惑星と恒星の組み合わせで影響を読んでいきます。

パランとは「共にある」という意味です。昔の肉眼で星を観測していた時代の発想法で、惑星と恒星が同時に4つのポイントのいずれかに入った時、パランの関係にあるとみなし、恒星が惑星を仲介して影響を及ぼすと考えます。恒星の影響は基本とても強烈ですので、惑星を通じて薄めないと破壊しかもたらさないからです。恒星は大昔の占星術では良く使われていて、星辰信仰として各地に残っています。古代エジプトのシリウス信仰や古代中国の北極星に対する信仰などなど。恒星は数が膨大ですので、メジャーなものをイギリスの占星術家Bradyがピックアップして神話を題材に解説した50種ほどが良く使われています。

占星術ソフトで恒星に対応しているのはSolarfireのVer.6ですが、このソフトはちょっと値がはります。Webの無料ソフトですとAstro Comで恒星パラン表を出すことができます。サイト内はサービスがいっぱいありますので、恒星にたどりつくにはまず自分の出生データを登録した後、"Free Horoscopes"→"Extended Chart Selection" の中の"Special Charts"、でプルダウンメニュー ”Parans according to Bernadette Brady, PDF”を選んで下さい。PDFで自分と関わりのある恒星が表示されます。恒星について解説したサイトも探してみまして、割合解説が詳しかったのがAstrology-CentralのFixed Starsでした。他にもいろいろあるようですので、もっとスグレモノのサイトをご存じでしたら、お知らせ下さい。

講座で私と関わる恒星も、先生に解説していただきました。恒星と惑星のパラン関係はオーブ0.5度で見ます。私は水星とRegulus(レグルス)がパラン関係にあり、オーブを1度まで広げると太陽ともパランになります。Regulusは「報復をしなければ成功する」という星で、成功したり闘いに勝ち抜くことに縁の深い王様星なのですが...これは成功するまでに報復をしたくなるような目に合いやすいということをも意味します。それでもって報復のチャンスもめぐって来やすいのです。実は思い当たる節は大有りです( ̄Д ̄;; 今の私はかなり恵まれた境遇にあると思いますが、決して楽々この立場を得たわけではなく、結構な目にも合ってきました。以前報復を断念したことがあり、もしあの時報復を実行していたら得たものを失って転落していたのかもしれない....と冷や汗をかきました。報復を断念した理由は、さんざんな目に合った時は私の方が立場的に弱かったのですが、その後私の方がずっと能力的にも立場的にも強者になってしまい、今仕返しをしたら、弱いものイジメになってしまう!と思い留まったからです。絶好のチャンスだったのですが....Regulusの人は気をつけましょう。それにしても、仕返しできるのにしてはいけない、というのはえらいストレスです。

太陽にはほかにAldebaran(アルデバラン)とSualocin(スアーロキン)がパランでした。Aldebaranは実務分野での成功を表します。一方のSualocinは先生いわくイルカのように無意識の領域を自由に泳ぎまわれる資質を表し、占い師向きとのこと。実務分野と精神分野の両方に向いているのは恒星でも出ていて、うーん納得です。金星にはSirius(シリウス)とCanopus(カノープス)がパランで、二つ組み合わせると、何らかの犠牲を負った結果、導き手としての資質を持つと読みます。Siriusが関わると枠が壊れてしまい、それは本人からすると犠牲体験になります。でも犠牲になった結果、そこは聖別されて特別扱いされるのです。例を上げますと、広島の原爆にはSiriusが関わっています。犠牲になる体験は、あるようなないような、ですがCanopusを持つと相談相手になりやすいそうです。後は土星とRigel(リゲル)がパランでした。Rigelは学者や研究者に頻出する恒星で、先生によるといずれに人にものを教えるようになるよ、とのことでした。

通常の惑星を使った占星術にアクセントとして恒星を加えると解釈が深まりそうですね。松村先生の恒星の本は8月頃に出版予定だそうで、楽しみです。いずれ恒星も第三の眼の鑑定に加えていくつもりです。

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コメント

ASTRO.COMのやり方ありがとうございます。以前トライして全く判らなかったので。香純さんのブログアップの日に、松村先生の講座でもサンプルでみっちり解説してもらって。さすが木星、天王星が月に乗っかった効果でしょうか。 あまりに嬉しいのも身体に良くないかも。アーダス度数のお話があり感激しました。

投稿: リンス | 2010年7月13日 (火) 14時02分

ノリンス様....ですよね?木星•天王星効果を実感してらっしゃるようで、何よりです。ですが背後に冥王星が控えているので、持ちあげておいて後でドーンとつき落とされたりしがちです。気は引き締めておいた方が良いですよ(笑)。何にせよ、一生に一度のミラクルなトランシット体験を楽しんで下さいね。

投稿: 佳純 | 2010年7月14日 (水) 08時34分

実は昨日の浮かれメール携帯で入力中に目の前で交通事故があって幸い喧嘩してた位だから怪我なくて良かったんですが。自分の体験として捉えました。なんかシンクロしたかなと。気をつけます。

投稿: ノリンス | 2010年7月14日 (水) 14時42分

はじめまして。
「パラン」でたどり着きました。
astro.com でやってみましたが。。。

各期のパランの関係がいくつか出てきましたが、その前のところに記述があって、ネイタルの地平線と子午線に星があります。つまり生まれた時に「扉」に星があったということですよね。その場合は…それは、どう考えるのでしょうか。。。 
私の場合は、いわゆる恒星のほかに太陽もあります。(私の場合は太陽ですが、惑星があるという人も…いるでしょうね。)
それらは4つの期とは関係があるのですか?

そのへんがわからなくて…消化不良といいますか、困っています。

投稿: らる | 2012年7月 7日 (土) 20時48分

らる様、
 こんにちは。佳純です。コメントの回答が遅くなってしまいました。
 パランの考え方は肉眼で天体観測していた古代の占星術に由来します。
 一番わかりやすいのは、夜明けのタイミングですので、夜明けを例にあげます。夜明けに地平線上に太陽が昇ってきた時、恒星 or 他の惑星が東西の地平線もしくは地球の北と南の軸をつないだ子午線と黄道が交差した上下のポイントに肉眼で見えた場合、太陽とその恒星 or 惑星はパランしているのです。もちろん、肉眼で星が見えるのは夜間だけですので、南のポイントに太陽が来た時のパランだけは肉眼で観測できませんが、それは現代では計算できます。
 恒星でなく惑星がパランしている時でも、交じり合った影響があると見なすので、合に近い効果があると考えて下さい。

投稿: 佳純 | 2012年7月15日 (日) 21時52分

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