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2011年5月 8日 (日)

2011年度春分図と2010年12月の月蝕図

 ブログ更新は間が空くと億劫になっていけませんね。日々いろいろありますが(現在進行中)とりあえず滞っていたチャート読みを。

後からチャートを読むのは、後出ジャンケンと同じなんですがね....この度の大震災の兆候がどこに見えていたのか、少し考察してみます。 ここ何ヶ月間か、牡羊座0度を惑星が通過する度に、世の中に大きな動きがありました。1月の木星しかり、3月の天王星しかり。春分点がいくら切り替わりの大きなポイントとは言え、妙にひっかかるものを覚えていました。

まずは2011年の春分図です。

2011

 牡羊座0度で太陽と天王星がタイトに合。冥王星・ドラゴンヘッドとはゆるくスクエア。地震の兆候をチャートから読み取るにはやはり4ハウスが鍵になります。太陽は4ハウスルーラー、天王星は10ハウスルーラーですので、地面・土地(=4ハウス)と社会・与党(=10ハウス)が関連して大きな転機がやってくる、と読み取れます。8ハウス冥王星も重い象徴です。冥王星は6ハウス月・土星とゆるくスクエアで、6ハウスを国を守る力とみなした場合、冥王星によって、国を対外的に保護する部分が脅かされている、と読めます。8ハウスの冥王星は極端な解釈をした場合、大量死を表すことがあります。原子力発電所はそのままずばり冥王星の管轄ですし。ですが、今回の災害で亡くなった方は、地震後の津波の方が圧倒的に多いので、水の象徴を探すと、ドラゴンを除いてメジャーアスペクトをとらないうお座の火星が目につきます。火星は12ハウスルーラーで隠されていたもの、都合が悪いものが表ざたになる、という象意もです。想定外のものがやってくるとも解釈できますから、かつてない巨大な津波、と地震でも安心と信じ込まされて隠蔽されていた原発の危険性の双方が暴力的な形で表にでてきたとみなせます。そして火星・太陽・天王星はみな11ハウス。従来の国家システム(=10ハウス)が扱える範疇を超えたところでこの現象はおき、なおかつ関連諸国へ強い影響を与えると読めます。

 マンデンで四季図を読む場合、アセンダントのサインが固定の場合、その影響は1年を通じて長く続くと解釈します。アセンダントサインはおうし座ですからこれは長引くでしょう。また四季図は春分前からでも影響を及ぼす場合があります。

 でも、これくらいの危険度?のチャートはここのところ、珍しくないので、決め手をどうも欠いた気がします。日本の地震をチャートで見る時に欠かせない、大日本帝国図もチェックします。

Photo

 興味深いのが、大日本帝国図と春分図のASC/DSC、MC/ICの軸が非常に近い、ということ。軸が近い(=各ハウスのサインとルーラーが一緒)、ということは大日本帝国図が持つパワーが現実化する回路に近しいものを持つ、と読めます。ハウスは具体的な場や方向性を現すからです。さらに、もともと大日本帝国図では4ハウスの土星がチャートの中でも弱点になっていて、不安定な部分です。4ハウスルーラーの太陽は直接はトランシットの強い影響に晒されていませんが、金星と海王星が春分図のトランスサタニアンの衝撃を受けていますね。おひつじ座8度の金星はT木星とT冥王星のスクエアに巻き込まれています。大日本帝国図で金星は1ハウスと6ハウスルーラーで12ハウスに位置します。日本人の国民性(=1ハウス)は国防や安全や健康に関すること(=6ハウス)で一体化した行動を取りやすいのがここから読み取れますが、プレッシャーに対し、過剰な反応を示す状況にありますね。冥王星のスクエアは事実として危機的な状況にあるのですが、木星と冥王星の組み合わせは暴走・過剰さをあらわすからです。N水星-N海王星スクエアに対しT海王星が刺激しているのも気になるところです。うお座0度の水星とおうし座29度の海王星に対し、T海王星はN水星に合です。海王星が関わると決断力・判断力が鈍る傾向にあり、風評被害やデマに流されたり、パニックに陥って右往左往しがちです。ですが意識の焦点を土星までの限られた領域を超えたところまで延ばすことができるなら、これからの日本がどうすべきがビジョンとして視えてくるアスペクトでもあります。これは人によって使い方にすごい差がでるしょう。不安に押しつぶされて判断力が落ちる人が出る一方で、長期的にとるべき方向性がはっきりしてくる人に分かれるからです。混在している状況でしょうね。大日本帝国図と春分図との組み合わせで浮かび上がってくるのは、直接地震というより、国全体のムードのようです。

 こちらは2010年12月の月蝕図。いて座の一番最後、やぎ座に入るぎりぎりのところで月蝕がおきています。太陽のすぐ側には冥王星と水星がいて、うお座の終わり近くの木星・天王星スクエアです。太陽・月・水星・冥王星・木星・天王星・ノードの盛大なT-スクエアが形成されています。蝕の影響は、蝕が起きた近辺の日にトリガーとして事件が起きる場合もあれば、あらかじめ爆弾のようにセットされ、その後のトランシット天体が引き金になって事件が起きるケースの2つがあります。通常、蝕図はそんなに寿命はないのですが、(2~3年が有効期間の蝕が大半です)もともと、活動サインの0度付近が過敏なポイントで、なおかつ木星や天王星がトリガーとなっておひつじ座0度を刺激したので、派手な現象面として現れたのだと思います。3月12日T天王星のおひつじ座入り直前に、月蝕のT-スクエアは刺激されました。

201012

 こちらの二重円は、内円が2010年月蝕図で外円が2011年春分図です。おひつじ座0度での太陽と天王星の合は1年を通して、そして暴力的なまでの根底からの変革の始まりを暗示している言えます。

2010122011

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